―儀堂歩らしさの獲得と進化―
第2章開幕!
回を重ねるごとに、儀堂歩としての言動にためらいがなくなりました。
悪徳刑事としての冷たさも板についてきましたね。
本物儀堂の死。
妻を殺した真犯人が一香であること。
それらを知った儀堂(早瀬)は静かに”別人”=”儀堂歩”へと変貌していきました。
裏社会や警察内部での交渉場面でも、堂々とした態度で臨む姿も印象的です。
ここではもうすでに、合六や冬橋には儀堂は早瀬だとばれています。
今回は第1~6話に続き、第7.8話を振り返りたいと思います。
ネットでは考察が溢れてますね。
この回は、真犯人の一香を捕まえるために追う中で、新な真実を知り一転
一香を守ろうとする儀堂(早瀬)。
最愛の妻(夏海)の全真相が明らかとなります。
第7話「覚醒」ー海江田埋められたんじゃ?マチは?ー
シーン1.一香がハヤセ洋菓子店で手伝いをした後、店を出ると儀堂(早瀬)が待ち伏せしていた

どういうつもりだ!
脅しもいい加減にしろ!
言っただろ逆らうつもりはない。
6話で本物儀堂が死に、それが一香の企みのせいだと思っている。
一香は妻夏海を殺した犯人。
家族に危険が及ばないかを危惧している。
一香は何を考えているのか、一香を信じれない。
しかし一香に逆らうつもりはない。
という繊細な演技!
シーン2.マチが捕まり牢屋の前で、見覚えのある声が聞こえる

マチちゃ~ん、正義の味方が迎えに来たで~
(海江田は↑こんな善人そうな医者ではないです、、、弁護士です)
埋められたと思っていた海江田が生きていた!
隠しきれない驚いた目の動き立ち居振る舞いが印象的。
シーン3.マチが殺された
マチを死なせてしまった懺悔の思いと、一香を憎む思い。
儀堂(早瀬)が一香を睨む表情が、とても冷たい。
そしてマチを巻き込んでしまった後悔と申しわけない思いが、一瞬一瞬の場面で表現されていたのが印象的でした。
第8話「真実」ー幸後一香の正体ー
シーン1.一香を追い、一香のマンションで落下しそうになる一香を助けた
一香の手を握ったときの表情、しぐさ
手の感触、ぬくもりが夏海?
一瞬”夏海?”という思いで揺れ、隙を与えてしまい一香に逃げられてしまうが、追うことが出来なかった。
多分気持ちが追い付かなかったのだろう。
でも冬橋には悟られないように振る舞う。
シーン2.一香の台所を探り、ハヤセショートを見つけ味見した
材料もハヤセで使っているものばかり、味もハヤセショート!
ほぼ一香と断定!
心が揺れながら一香を探すため、町を走る儀堂(早瀬)は、まるで早瀬の走り方でした!
シーン3.「トントントン!」ハヤセ洋菓子店を訪れる

幸後一香ってご存じですよね。
あのぉ、
ハヤセショート教えました?

はぁ?
そもそも私には教えられませんよ。

ありがとうございます。
”一香=夏海”という裏付けをするために、ハヤセ洋菓子店に行きお母さんに確認する。
”夏海”は生きていた?”という一瞬の安堵の表情とともに、”早く見つけ出さないと冬橋に殺されてしまう”、という焦りの表情。
シーン4.妹・綾香のもとを訪れた時、一香から綾香へ電話が入る。一香の決意を聞き、病室を出て走っていく
儀堂(早瀬)は一香は夏海と確信している。
冬橋より早く見つけ出さなければ冬橋に殺される!
その思いが、目の鋭さの中に覚悟と焦りとして宿っているように見えた。
でも、”こんなに病棟を走っちゃいけないよ”
と思ってしまいましたが、そこは目を瞑りましょう。
シーン5.闇バイトに襲われそうになった一香を儀堂(早瀬)が助けるが、一香はその場から逃げようとする

ハヤセショート!
冷蔵庫に!
ハヤセショートがあった。
母ちゃんは教えてないって言ってた。
あれを作れるのは一人だけだ。
おまえ、
夏海なのか、、、。

あんたバカじゃないの

助ける。
夏海のことも拓海も母ちゃんも絶対助ける。
正直に言ってくれ。

もう付き合ってられない。
家族のもとに戻りたいなら
もう近づくな。
この一連のシーンは、泣けました。
頑なに夏海と認めない一香の信念。
その強靭な心を解くように、儀堂(早瀬)は優しく語りかける。
しかし、一香は跳ね除け、行ってしまう。
儀堂(早瀬)辛いよー!
儀堂(早瀬)の言葉にならない内面から湧き出る感情が、今にも泣きそうな表情で表現されていました。
シーン6.儀堂(早瀬)がひとみ美容形成クリニックを訪れ、桑原に一香にリブートした人の名前を聞き出そうとする。

俺以外にもリブートさせているよな。

さあぁ。

幸後一香もリブートしているのか。
一香は命を狙われている。
とにかく
妻が生きているかどうかだけ知りたい。

妻?

一香は多分俺の妻だ。

一香はリブートする前なんて名前だった?

・・・
彼女の名前は
夏海さんです。
この時の儀堂(早瀬)の
「夏海は生きていた!生きてくれていて良かった!」
「しかし自分を欺き事件の核心にいる」
という複雑な思いと
「何としてでも彼女を探し救わなければ」
という決意を、泣きながら全身で表現されていて、本当に感動した場面でした。
第8話は、早瀬陸の妻・夏海が一香にリーブトする過程が描かれていました。
合六に従わないと、家族を殺すと脅され、夏海は一香にリブートした。
本物一香の”妹を頼む”という遺志を継いで、一香の妹を守ってきた。
山中に埋めらていたのは、本物の幸後一香。
その本物一香が殺害される衝撃なシーンも回収され、怒涛の回でした。
衝撃と絶望の「真実」
最愛の妻が、目の前に別人として存在していたという事実。
それに直面した、儀堂(早瀬)の強い衝撃と動揺が見事に表情に表れていました。
言葉にならない「なぜ?」という問いかけと、深い悲しみが儀堂(早瀬)の目の奥に込められていました。
妻”夏海”との過去の幸せな記憶と、自分の知っている一香=夏海のギャップ。
妻が自分を欺き、事件の核心にいる。
計り知れない苦しみが爆発するような演技。
絶望の淵に立たされながらも、妻・夏海が生きててよかった!
とう複雑な感情表現。
この儀堂(早瀬)の静かな感情の爆発は、
視聴者の心をも揺さぶったのではないでしょうか。
過去の幸せな記憶と現在が交差する中での演技。
鈴木亮平さんは、多角的な役柄を緻密な役作りと、卓越した表現力で演じ切っており、
この演技力は、頭脳と身体能力の高さによるバランス感覚の良さからくるものなのでしょうか。

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